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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報48号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)とインフルエンザが増えています。(11月28日〜12月4日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者さんの報告は、今週も増えました。高鍋町・宮崎市周辺の患者さんが多く、5歳以下の子供たちが全体の約7割を占めています。

また、今週はインフルエンザの患者さんも増えました。小林市・えびの市周辺からの報告が多く、10歳未満の患者さんが約6割を占めています。

みずぼうそうと溶連菌感染症の患者さんも増えました。

感染症対策の基本は「予防」です。ワクチンで防げる感染症は予防接種を検討しましょう。ワクチンを接種すると、感染しても症状が出なかったり、軽い症状ですんだりします。ワクチンによる副反応を心配する声もありますが、ワクチン接種には、子供たちが感染して苦しい思いをしたり、重症化したりすることを防ぐメリットがあります。ワクチンのない感染症の予防では、手洗いと咳エチケットの徹底が大切です。

また、日頃から感染症にかかりにくい体づくりとして、適度な運動と十分な休養、そしてバランスのとれた栄養をとるように心がけましょう。

学校など集団で生活する施設は定期的に窓を開け、空気の入れ換えを行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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