所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2号

インフルエンザと感染性胃腸炎に注意しましょう。(1月9日〜1月15日)

今週はインフルエンザと感染性胃腸炎の患者さんが増えました。

インフルエンザの患者さんは前の週の約4倍に増え、綾町・国富町周辺、日南市周辺で患者さんが多く、成人を含む全ての年齢層で感染しています。現在のところのインフルエンザはA香港型が多いようです。

インフルエンザは、感染後1日から3日くらいで症状が出ます。急な高熱や関節痛、筋肉痛などの症状が特徴で、インフルエンザに効く薬は早めに服用しないと効果がないので、症状が出たらすぐに受診しましょう。小さな子供や高齢者は肺炎や脳症などを起こす場合もあるので注意が必要です。ふつうは1週間ほどで症状は改善しますが、発症後3〜7日間はウイルスを出し続けますので、周りの人へ感染を広げないために、熱が下がっても更に2日ほどは自宅で安静にしましょう。

予防は帰宅時等の石けんによる手洗いとうがいです。また、人混みを避け、咳やくしゃみが出るときには、咳エチケットを守りましょう。

感染性胃腸炎の患者さんは前の週の約1.4倍に増え、小林市周辺、日南市周辺、延岡市周辺で流行しています。年齢別では1歳から3歳の小さな子供たちが多く感染しています。手洗いによる予防を徹底しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930