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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年5号

インフルエンザが引き続き増加しました。(1月28日〜2月3日)

引き続きインフルエンザの報告が増えました。高千穂町周辺を除き、県内各地域において多く報告されている状況です。インフルエンザを含め感染症予防のために、外出後、トイレの後、食事の前には石けんと流水でていねいに手を洗いましょう。また、咳やくしゃみなどの症状のある方は、マスクを着用するなど咳エチケットを心がけましょう。

また、風しんの報告がありました。今年に入ってから県内では2例目の報告ですが、昨年は全国で大変流行し、特に20歳代から40歳代の成人男性が多く感染していました。今後も流行が心配されます。

患者さんの咳やくしゃみのしぶきや、唾液に含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着したものを介して感染します。発しん、リンパ節の腫れ、発熱などの症状が出て、一般に重症化することは少ないのですが、妊婦さんが感染すると、おなかの赤ちゃんも感染し、難聴や心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等の障害をもってうまれることがあります。有効な予防方法は予防接種です。定期予防接種の対象の方は早めに接種を済ませましょう。また、家族に妊婦さんのいる方などで予防接種を受けたことがない、もしくは感染したことがない方は、接種を検討しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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