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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年7号

みずぼうそう(水痘)に注意しましょう。(2月11日〜2月17日)

みずぼうそうの報告が前週に比べ増えました。日南市周辺からの報告が多く、1歳から4歳で約8割を占めています。

みずぼうそうは冬から春にかけて流行します。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は2週間前後です。咳やくしゃみの飛沫(しぶき)を吸い込むことや、水ぶくれの中の体液に触れることでうつります。

感染すると38度前後の熱が出て、それと同時に強いかゆみを伴った小さな水ぶくれが全身にできます。かゆみが強いため掻いてしまい、細菌による感染もおこしやすくなるので、爪を短くし、手をきれいにしておきましょう。水ぶくれは3〜4日たつと破れて乾き、黒いかさぶたになりかゆみもおさまってきます。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全にかさぶたになるまで、外出は控えましょう。

受診の際は、水ぶくれのある発疹があります、と伝えましょう。

予防にはワクチン接種が効果的です。1歳を過ぎれば任意で受けることができます。受けておけば、ほとんどかからないか、かかっても軽い症状ですみます。保育園や幼稚園でうつることが多いので、集団生活に入る前に受けておくとよいでしょう。


宮崎県衛生環境研究所
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