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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年17号

風しんを予防しましょう。(4月22日〜4月28日)

風しんの報告が1例あり、1月から4月までに11例の報告がありました。県内での患者さんのほとんどがワクチンを受けたことがないか不明な方でした。

全国では関東・近畿地域で特に流行しており、すでに昨年1年間の2倍以上の報告がありました。

感染した人の咳やくしゃみの飛沫に含まれる風しんウイルスを吸い込むことによって感染します。発熱、発しん、リンパ節が腫れるといった症状が現れますが、感染しても明らかな症状がでることがない方も15〜30%いるといわれています。妊婦さんが風しんにかかるとおなかの赤ちゃんも感染し、難聴や心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等を引き起こすことがあります。

風しんは予防接種で予防できます。妊婦さんは予防接種を受けることはできませんが、風しんに感染したことがない、予防接種を受けたことがない、もしくはどちらも不明な方、特に将来妊娠を予定されている方や現在妊娠中の方の同居家族の方は早めに予防接種を受けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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