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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年18号

風しんに注意しましょう。(4月29日〜5月5日)

風しんの報告が続いています。県内でも全国と同じように成人男性の患者さんが多くなっています。

発熱、発しん、リンパ節が腫れるといった症状が現れますが、感染しても明らかな症状がでない方も15〜30%いるといわれています。そのため知らないうちに周囲に感染させることもあります。妊婦さんが風しんにかかるとおなかの赤ちゃんも感染し、難聴や心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等を引き起こす(先天性風しん症候群)ことがあります。

風しんは予防接種で予防することができます。風しんに感染したことがない、予防接種を受けたことがない、もしくはどちらも不明な方、特に将来妊娠を予定されている方や現在妊娠中の方の同居家族の方は、早めに予防接種を受けましょう。妊婦さんは予防接種を受けることはできませんが、周囲が予防接種を受け妊婦さんに風しんをうつさないようにし、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守りましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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