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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年19号

引き続き風しんに注意しましょう。(5月6日〜5月12日)

県内でも風しんの報告が続いています。感染した人の咳やくしゃみの飛沫に含まれる風しんウイルスを吸い込むことによって感染し、発熱、発疹、リンパ節が腫れるといった症状がでます。感染しても明らかな症状が出ない方も15〜30%いるといわれています。周囲へ感染させる期間は、発疹の出る7日前から発疹が出た後5日くらいまでとされています。

風しんは予防接種で予防することができます。風しんに感染したことがない、予防接種を受けたことがない、もしくはどちらも不明な方、特に将来妊娠を予定されている方や現在妊娠中の方の同居家族の方は、早めに予防接種を受け、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守りましょう。妊婦さんは予防接種を受けることができないので、周囲が予防接種を受け妊婦さんに風しんをうつさないようにしましょう。また、赤ちゃんを出産してすぐの方で、風しんの抗体価が低いかたも次の妊娠に備え予防接種を受けておきましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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