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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年27号

手足口病が流行警報レベル開始基準値を超えました。(7月1日〜7月7日)

手足口病の患者数はさらに増え流行警報レベル開始基準値を超えました。延岡市周辺、日向市周辺で多いようです。

また、ヘルパンギーナの患者数も増加が続いています。

どちらも患者さんの咳やくしゃみ、唾液の飛沫、便の中に含まれるウイルスに接触することで感染するため、保育施設等では集団発生することもあります。ウイルスは主にお腹(腸)の中で増えますが、治った後も1〜4週間はウイルスが便の中に排出されます。トイレの後、おむつ交換後には石けんと流水による手洗いを徹底しましょう。さらに外出後、食事の前にもしっかり手を洗いましょう。また、患者さんとの密接な接触もさけましょう。

口の中の水ぶくれの痛みにより、食事や水分が十分にとれなくなることがあります。脱水症状を起こしやすくなるため、元気がなくぐったりしているときには、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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