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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年31号

手足口病とヘルパンギーナを予防しましょう。(7月29日〜8月4日)

手足口病とヘルパンギーナの報告は前週に比べ減りましたが、地域によっては前週より増えたところもあります。まだ流行する時期なので予防に努めましょう。

どちらもウイルスによる感染症ですが、原因ウイルスは複数あるため、一度発症しても、違う型のウイルスに感染すると似た症状が出る場合があります。

咳やくしゃみ、唾液の飛沫、便の中に含まれるウイルスに接触することで感染します。ウイルスは主にお腹(腸)の中で増えますが、治った後も1〜4週間はウイルスが便の中に排出されます。トイレの後やおむつ交換後には石けんと流水による手洗いを徹底しましょう。さらに外出後や食事前にも手洗いを行い予防しましょう。また、患者さんとの密接な接触もさけましょう。

感染したら、口の中の水疱の痛みで食事や水分が十分にとれなくなることがあるので、脱水症状に注意し、こまめな水分補給を心がけましょう。元気がなく、ぐったりしているときには、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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