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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年37号

RSウイルス感染症に注意しましょう。(9月9日〜9月15日)

RSウイルス感染症の患者さんが増えています。鼻水、咳、38〜39度の発熱といった風邪の症状ではじまり、通常1〜2週間で治ります。2歳までにはほとんどの乳幼児が感染しますが、6か月未満の小さなこどもは、急激に悪化し、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。重症化させないために、痰が詰まったような咳やゼーゼーとのどが鳴るなどの症状がみられたら早めに医療機関を受診しましょう。

ウイルスを含む飛まつ(しぶき)がくしゃみや咳で空気中に放出され、それを吸い込む、あるいは飛まつが鼻や口、目に接触することで感染します。RSウイルスは感染力が強いため、家庭や集団で生活する施設で患者さんが発生したら周囲に感染させないように気をつけましょう。また、流行している時期は人混みを避けましょう。

予防のために風邪の症状のある方は咳エチケットに努めましょう。積極的な手洗いやうがい、アルコール製剤による手指の消毒も予防には有効です。


宮崎県衛生環境研究所
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