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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年38号

水ぼうそう(水痘)に注意しましょう。(9月16日〜9月22日)

前週に比べ、水ぼうそう(水痘)の患者数が増えました。水ぼうそうは冬から春にかけて流行します。予防にはワクチン接種が効果的です。1歳を過ぎれば任意で受けることができ、受けておけば、ほとんどかからないか、かかっても軽い症状ですみます。

感染してから症状が出るまでの潜伏期間は2週間前後です。咳やくしゃみの飛沫を吸い込むことや、水ぶくれの中の液に触れることで感染します。感染すると38度前後の熱が出て、それと同時に強いかゆみを伴った小さな水ぶくれが全身にできます。かゆみが強いため、かいてしまい、細菌による感染もおこしやすくなるので、爪を短くし、手をきれいにしておきましょう。水ぶくれは3〜4日たつと破れて乾き、黒いかさぶたになりかゆみもおさまってきます。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全にかさぶたになるまで外出や登校・登園は控えましょう。

受診の際は、水ぶくれのある発疹があります、と伝えましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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