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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年39号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(9月23日〜9月29日)

前週に比べ嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数が増えました。ウイルスや細菌などに感染することによっておこる急性の胃腸炎で、1年を通して患者さんがみられます。

感染した人の便や吐物にはウイルスが含まれていますが、それに触れた手指を介してウイルスが口に入ったり、便や吐物が乾燥し、それと一緒に舞い上がったウイルスを体内に取り込むことで感染します。ウイルスに汚染された食品を介して感染することもあります。

感染を予防するためには、石けんと流水による手洗いが最も重要です。石けんを十分泡立てて、手の汚れと一緒にウイルスを洗い流しましょう。トイレやおむつ交換の後、調理や食事の前には必ず手を洗いましょう。手ふき用のタオルから感染が広がることがあるため、手を拭くときにはタオルの共有を止めたり、ペーパータオルを利用するなどしましょう。また、水道の蛇口は洗う前の手で触れているので手と一緒に洗うかペーパータオルを利用して締めると、手の再汚染を防ぐことができます。


宮崎県衛生環境研究所
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