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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年41号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)が増えています。(10月7日〜10月13日)

引き続き、嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数が増えました。年齢別では6か月から3歳が6割を占めています。ウイルスや細菌などによっておこる急性の胃腸炎で、冬季に多くなります。ウイルスによる感染性胃腸炎には効果的な治療薬がないため、予防が肝心です。

かかってしまったら、早めに医療機関を受診しましょう。脱水を防ぐため水分を少しずつ補給することも大切です。また、嘔吐と下痢が続くと電解質も失われますので塩分の補給も必要です。症状が治まっても、通常1週間程度はウイルスが便の中に排泄されるので注意しましょう。感染しても症状が出ないことがあるので、日頃から石けんによる手洗いを積極的に行い、予防に努めましょう。

また、RSウイルス感染症、手足口病は増加している地域があります。感染症予防のため、おむつ交換やトイレの後、外出後や食事の前など石けんと流水によるこまめな手洗いを行いましょう。さらに、咳エチケットに努めましょう。


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