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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年42号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(10月14日〜10月20日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数が増えています。保育所での集団感染も発生しています。集団で生活する施設で患者さんが発生したら、大規模な流行となることもあるので、周囲に感染させないように気をつけましょう。嘔吐下痢症は主に冬季に流行するので、今後さらに注意が必要です。

嘔吐下痢症の感染予防には、手洗いが最も重要です。石けんを十分泡立てて、手の汚れと一緒にウイルスや細菌を洗い流しましょう。トイレやおむつ交換の後、調理や食事の前には必ず石けんで手を洗いましょう。手ふき用のタオルから感染が広がることがあるため、手を拭くときにはタオルの共有を止めたり、ペーパータオルを利用するなどしましょう。また、水道の蛇口は洗う前の手で触れているので手と一緒に洗うかペーパータオルを利用して締めると、手の再汚染を防ぐことができます。

便や吐物を処理する時は、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で充分に手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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