感染性胃腸炎が流行警報レベル開始基準値を超えました。(11月25日〜12月1日)
前週に比べ感染性胃腸炎が増加し、県内全体で流行警報レベル開始基準値を超えました。県衛生管理課では食中毒注意報を発令し、注意を呼びかけています。
患者さんが発生したら、嘔吐物等による周囲へ感染を防ぐことが大切です。集団で生活する施設では急速に感染が広がることがあるので気をつけましょう。症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。
冬季に流行する感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、少量のウイルスでも感染します。症状がある人の吐物や便の中には大量のウイルスが含まれているので、吐物や便を処理するときには充分注意しましょう。症状が治まってもしばらくは便の中にウイルスが排出されるので、石けんによる手洗いを徹底し感染を予防しましょう。
なお、例年1月から3月にかけてインフルエンザが流行します。予防接種を受けても効果が出るまでに2週間程度かかりますので、12月中旬ごろまでに予防接種を済ませるよう検討しましょう。