所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年11号

インフルエンザと嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に引き続きに注意しましょう。(3月10日〜3月16日)

インフルエンザの報告が再び増加しました。小林市・えびの市周辺では増加が続いているので特に注意しましょう。他の地域では、少し増加もしくは減少していますが、感染する機会はあるので、引き続き予防に努めましょう。

また、嘔吐下痢症も5週続けて少しずつ患者数が増えています。冬季に流行しますが、3月から4月の春先にも小さい流行がみられます。春先の嘔吐下痢症はロタウイルスによるものが多くなり、原因がロタウイルスによるものは、2歳前後までの小さい子どもたちに患者さんが多くなります。便が白っぽくなるのが特徴で、症状が続く期間が5〜6日と長いので、脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。かかってしまったら、早めに医療機関を受診しましょう。

患者さんの便や吐物に含まれているウイルスが口から入ることで感染します。トイレの後、おむつ交換の後、調理や食事の前には必ず石けんと流水で手を洗い、予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930