予防接種を受けましょう。(4月28日〜5月4日)
県内で百日咳の集団感染事例の報告がありました。百日咳の予防接種は、生後3ヶ月からうけられます。小さい子どもさんがいる家庭では、母子手帳でワクチン接種がすんでいるか確認しましょう。
百日咳は感染すると、風邪のような症状から始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。発熱はない場合が多く、顔を真っ赤にしてこんこんと激しく咳き込み、嘔吐を伴うこともあります。1歳未満、特に6ヶ月未満の子どもさんは症状がわかりにくく、呼吸ができなくなったり肺炎や脳症を合併したりと重症化する傾向があるため注意が必要です。
百日咳を予防するには、ワクチンをなるべく早く受けることが大切です。また、おとなは百日咳に感染しても症状が軽いことが多く、ワクチン未接種の子どもへうつしてしまうことがあります。熱がなく、咳が2週間以上続くなどの症状がでた時には早めに病院を受診し、幼児には近づかないようにしましょう。