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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年20号

引き続きプール熱(咽頭結膜熱)と嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(5月12日〜5月18日)

咽頭結膜熱と感染性胃腸炎の報告が依然高い状態が続いています。特に、咽頭結膜熱は綾町周辺で、感染性胃腸炎は延岡市周辺からの報告が多く、流行警報レベルをこえているので、注意しましょう。

咽頭結膜熱はプール熱とも呼ばれますが、プール以外でも感染します。感染した人の咳やくしゃみのしぶきをすいこんだり、原因となるウイルスがついた手で目をこすってしまったりすると感染することがあります。感染すると、熱が出て、のどの痛み(咽頭痛)や目の充血(結膜充血)、目やになどの症状が出ます。原因となるウイルスには有効な薬がないため予防が大切です。石けんと流水で手や指についたウイルスを洗い流し、うがいを行いましょう。感染してしまったら、周りにうつさないことが大切です。目やにをふくときは使い捨てのティッシュを使い、お風呂は最後に入るよう心がけましょう。また、熱が普通の風邪より長引くことがありますので、脱水症状を起こさないように水分を十分とるよう気をつけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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