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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年21号

手足口病に注意しましょう。(5月19日〜5月25日)

手足口病の報告数が2週連続で増えています。特に、高鍋町周辺や綾町周辺では流行警報レベル(定点あたり報告数5.0)を超えていますので注意しましょう。年齢別では、1歳から2歳が全体の約7割をしめています。小さな子どもさんがいる家庭では気をつけましょう。

手足口病は患者さんの咳やくしゃみの飛沫、便などにふくまれるウイルスが、手などを介して口や眼の粘膜に入って感染します。また、症状が治まった後もしばらくはウイルスが便中に排出されますので注意しましょう。

感染すると、口の中や舌、手足などに水ぶくれができます。子どもさんは熱が出ないことも多く、出てもあまり高くならないといわれています。口の中に水ぶくれができるため、痛みにより水分すらとれないことがあります。脱水症状にならないよう注意しましょう。また、大人は子どもよりも症状がひどくなるといわれています。感染予防のために、手洗いうがいをしっかり行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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