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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年26号

手足口病、ヘルパンギーナに引き続き注意しましょう。(6月23日〜6月29日)

手足口病、ヘルパンギーナの報告数が高い状態が続いています。特に手足口病は日南市や高千穂町、高鍋町周辺で、ヘルパンギーナは延岡市や日向市周辺で流行警報レベルを超えています。

いずれの感染症も原因となるウイルスは複数いますので、繰り返し感染してしまうことがあります。県内でも、今年流行している手足口病のウイルスは、昨年子どもたちから検出されたウイルスとは別の種類なので注意しましょう。また、これらのウイルスに対する有効な薬がないため、予防が大切です。

患者さんの咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが手指やタオルを介し、口や眼などの粘膜に入って感染します。おむつの処理をした後や帰宅後、食事の前は手指を石けんと流水でしっかり洗い、うがいも忘れず行うようにしましょう。また、タオルの共用はさけ、使い捨てのティッシュなどを用いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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