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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年29号

腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26等)を予防しましょう。(7月14日〜7月20日)

県内で先週に引き続き今週も腸管出血性大腸菌感染症の報告がありました。この感染症は一年を通してみられますが、例年夏期に流行しますので注意しましょう。

この感染症は少ない菌量でも感染してしまうため、濃厚な接触のある家族内や保育施設で集団感染が起きやすく、予防が大切です。トイレの後やおむつの処理をした後、食事の前には流水と石けんでしっかり手を洗いましょう。また、こども用のビニールプールやお風呂などでうつってしまったという報告もあります。こどもに下痢や腹痛などの症状がみられる場合は、お風呂は最後に入れプールの利用は避けるようにしましょう。

また、三大夏風邪といわれる咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナの報告数が多い状態が続いています。これらの感染症の予防にも手洗いが有効です。こどもは手洗いの時間が短くなりがちですので、手洗いソング等を活用して楽しく予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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