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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年33号

引き続きヘルパンギーナに注意しましょう。(8月11日〜8月17日)

県内のヘルパンギーナの報告数は前週の約0.9倍と減少していますが、一部の地域では増加しています。特に日南市周辺では流行警報レベルを超えていますので、引き続き予防に努めましょう。

ヘルパンギーナの原因病原体はコクサッキーウイルスやエコーウイルスなどです。患者の咳やくしゃみの飛沫や唾液、便などに含まれるこれらのウイルスが、手やタオルを介して口の粘膜などから進入することによって感染します。感染すると突然の高熱や口腔内の水ぶくれなどの症状がみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うことが多く、食べ物や飲み物を嫌がることがあります。暑い日が続いていますので、脱水症にならないよう水分補給をこころがけましょう。

また、全国で細菌性食中毒の報告が相次いでいます。夏は気温が高く細菌が増殖しやすいため、購入した食材や調理後の料理などは冷蔵庫に入れるなどして温度を下げて保管しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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