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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年36号

RSウイルス感染症の報告数が増加しています。(9月1日〜9月7日)

RSウイルス感染症の報告数が2週連続で増加しています。特に1歳前後の小さなこどもからの報告が多く、地域別では県北からの報告数が多いため、予防に努めましょう。

RSウイルス感染症は、感染すると発熱や鼻汁、咳などの症状が出ます。軽い風邪症状ですむ場合もありますが、1歳未満の乳幼児では咳がひどくなり肺炎や呼吸困難を引き起こすこともあります。このウイルスは、患者さんの咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やドアノブ、おもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。はしかや水ぼうそうのウイルスとは異なり、空気感染はおこさないといわれています。このため、予防には手洗いとうがいが有効です。手洗いは石けんをよく泡立て、30秒以上かけて行うようにしましょう。洗面台のそばに時計や砂時計をおいたり、30秒程度の歌を歌ったりすると効果的です。手洗い後はしっかり泡を流水で洗い流しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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