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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年40号

風しんを予防しましょう。(9月29日〜10月5日)

県内で風しんの報告が1例ありました。今年に入って3例目になります。

風しんは感染すると発疹、発熱、リンパ節が腫れるなどの症状が現れますが、症状がはっきり出ない人もいるといわれています。このため、感染したことに気づかず他の人に移してしまうことがあります。特に妊婦さんが感染すると、おなかの赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障、精神や体の成長の遅れ等を引き起こすことがあります(先天性風しん症候群)。現在宮崎県では、妊娠を希望される女性や配偶者、パートナーの方で風しんにかかったことがなく予防接種を受けていない方を対象に抗体検査を無料で受けられる事業を来年の3月まで実施しています。この機会に抗体をもっているか調べて、抗体を持っていない人は予防接種を受けるようにしましょう。

風しんの定期予防接種は、麻しんと風しんの混合ワクチンが主流です。必ず1歳時と小学校就学前1年間の2回受けるようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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