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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年48号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加しています。(11月24日〜11月30日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が、先週の約1.2倍と増加しています。この感染症は例年12月に流行のピークを迎えます。今後増加すると予想されますので予防に努めましょう。

冬の感染性胃腸炎の原因はノロウイルスがほとんどと言われており、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て嘔吐、下痢、腹痛、発熱等の症状が出ます。激しい下痢による脱水に陥ることがあるため、水分を十分にとりましょう。

予防には、手洗いの徹底が有効です。トイレの後やおむつの処理をした後は必ず石けんと流水で手を洗いましょう。今の時期水が冷たいと手洗いが短くなりがちです。ウイルスは泡にくっついてきますので、しっかりすすいで洗い流しましょう。

これからの時期はインフルエンザも流行期に入ります。県内でも医療機関でこの冬初めてのインフルエンザ集団事例が起きています。咳やくしゃみなどの症状が出るときには、マスクの着用や、タオルで口元を押さえる等咳エチケットに努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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