インフルエンザの流行期に入りました。(12月8日〜12月14日)
県内のインフルエンザの定点医療機関当たりの報告数が2.8と増加し、流行の目安となる1.0を超えました。昨年より2週間早い流行期入りになります。年齢別では、5歳から9歳のこどもからの報告が多いようです。今後も増加が予想されますので予防に努めましょう。
感染すると、1〜3日程度の潜伏期間を経て、38度以上の発熱や悪寒、関節痛等の全身症状、咳、痰などの呼吸器症状がみられます。治療には抗インフルエンザ薬や症状に対する薬として解熱薬等が用いられます。解熱薬は市販のものの中にはインフルエンザの治療に向いていないものがあるので、自己判断で服用せずに医師の指示に従いましょう。
インフルエンザの予防にはワクチンが有効です。まだ受けていない人はなるべく早く受けましょう。また、流行期に入ったため、人混みを避けるように心がけましょう。咳やくしゃみが出る人はマスクの着用等咳エチケットに努めましょう。