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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年9号

インフルエンザとRSウイルス感染症を予防しましょう。(2月23日〜3月1日)

県内のインフルエンザの定点当たり報告数が7.4と前週の約0.7倍に減少し、流行警報終息基準値10.0を下回りましたが、小林市や日南市周辺では前週より増加しています。AH3型が主流ですがB型やAH1pdm09型も検出されており、一度感染した人でも他の型に感染することがあるため引き続き注意が必要です。バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけ、感染症に抵抗力のある強い体作りに努めましょう。

また、RSウイルス感染症の報告数が再び増加しています。年齢別では1歳のこどもからの報告が全体の4割を占めています。感染すると鼻汁、発熱などの症状がみられます。一般的に数日で軽快しますが、乳幼児では、肺炎や呼吸困難等重症化する場合があります。また、成人ではRSウイルス感染症にかかったこどものお世話により感染し、重症化するケースがあります。マスクの着用、手洗いの徹底を心がけ、おもちゃやドアノブ等はアルコール消毒をこまめに行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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