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県広報みやざき

健康レポート

「宮崎県で、『肝疾患診療ネットワーク』が始まりました。」

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1.肝疾患について

 肝疾患は、肝炎ウイルスによる肝炎から、肝硬変・肝がんへと悪化していきます。ただ、感染していても自覚症状がないことも多いため、感染に気付いていない人が多く存在します。
 また、症状が現れにくく、気付かないうちに病気が進行します。しかし、近年インターフェロン治療が普及して、早期に発見し、治療を行うことにより、肝がんによる死亡を減らすことが可能となってきています。

 そこで、宮崎県では、住民の皆さんが早期に治療が開始できるよう、「肝疾患診療連携拠点病院」を中心として、「かかりつけ医」、「肝疾患診療協力医療機関」、「肝疾患専門医療機関」が協力して、肝炎の早期発見・治療に努めることができるようなネットワーク『宮崎県肝疾患診療ネットワーク』をつくりました。

 インターフェロン治療には、医療費の助成もあります。C型肝炎やB型肝炎を指摘されたことのある方は、お近くの医療機関にご相談ください。

2.各医療機関の役割

 各医療機関の一覧表は、県ホームページにも掲載しています。

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拠点病院

 県内に1カ所、「宮崎大学医学部附属病院」を指定し、本県における肝疾患診療ネットワークの中心的な役割を担っていただきます。

専門医療機関

 インターフェロン治療の導入部分をはじめ、「かかりつけ医」または「協力医療機関」と役割を分担しながら診療に携わっていただく、地域の中核的医療機関です。  

協力医療機関

 専門医療機関の治療方針に基づき、「かかりつけ医」では対応が難しい患者さんの診療に携わっていただき、日常的に肝疾患診療を行っていただく医療機関です。



 健康増進課生涯健康担当 0985(26)7078

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