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宮崎県林業技術センター

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試験研究

試験研究テーマ:平成30年度(2018年度)

育林環境部の課題(林業経営、育林、森林機能保全、森林保護、林木育種)

森林資源開発部の課題(特用林産、木質バイオマス等森林資源)

育林環境部

多様な森林の造成及び森林管理技術に関する研究
 人工林の高齢級化や長伐期施業に対応した森林管理及び収穫予測が可能なシステム収穫表の作成を行うほか、森林調査や森林管理でのドローン活用について検討する。
 また、短期収入が期待される早生樹等の導入の可能性を検証するため、各樹種に適した育苗方法及び初期の生育状況等について明らかにする。
循環型林業の推進に向けた育苗及び造林技術に関する研究
 下刈り回数の削減を図るため、初期成長が旺盛なスギコンテナ苗生産技術の開発及び現地実証試験を行う。
温暖化に適応するスギ・クロマツ優良品種の選抜及び育種技術に関する研究
 スギ花粉症対策品種や特定母樹を県内に早期普及させるためにそれぞれの品種に応じた増殖技術や採穂母樹の育成技術について研究を行う。また、保安林整備事業で植栽されるようになった抵抗性クロマツさし木苗の成長特性を把握する。
 その他、将来、気温が上昇した場合に、スギの雄花着花性や初期成長への影響を調査するため、温暖で比較的降水量の少ない日南市に植栽試験地を設定し、測定・分析を行う。
樹木成長に影響を与える獣害及び病害虫の防除技術に関する研究
 ヤマダカレハやヒメヨコバイ科昆虫などの突発的に発生する森林病害虫について調査し、被害の実態を把握する。

森林資源開発部

原木きのこ等の生産技術の向上に関する研究
 原木シイタケ栽培における単位収量の増大や作業強度の軽減を図るため、簡易な器具を利用した増収技術や人工被陰資材を活用した栽培技術を開発する。
 また、原木きのこ栽培において、温暖化に対応するために人工気象室を使用した高温環境下での栽培試験を実施し、温暖化に対応した栽培方法を確立する。
菌床栽培技術等を活用した安心・安全な県産食用キノコの生産に関する研究
 菌床キノコ生産等にかかる更なる生産性の向上や高付加価値化を図るための新たな栽培技術や、菌床栽培技術等を活用した新たな食用キノコの生産技術を開発する。
 また、シイタケ原木及び菌床栽培において被害を与える菌寄生性の病原菌等に対して、安心・安全な資機材を用いた防除方法を確立する。
未利用森林資源の探索とその活用法に関する研究
 山菜、薬草など中山間地域に自生する有用な特用林産物の特産品化を目的に栽培技術等の確立を図る。
 また、クヌギ大径材や廃ほだ、廃菌床、伐竹材など未利用資源の新たな活用法の検討や、タケノコ生産における気象変動や表裏年による豊凶差を解消するためその原因究明及び栽培技術法の検討等を行う。

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