鉱床名 富 高
位置・交通 日向市日知屋。
沿 革 明治初年に開発。昭和27〜30年代にかけて稼行。
昭和43年廃山。
地質・鉱床 四万十累層群の砂岩・頁岩分布し、走向N60E゜〜N70゜E、傾斜20゜〜40゜Nを示す。近隣に花崗斑岩の小岩脈が露出。
NS系断層があり、鉱床はこの断層に平行に走る。鉱脈は水平延長50〜100m脈巾30〜50cmで砂岩中で富化する傾向がある。
盤際には硫化物を含む粘土がある。母岩は珪化。
鉱 石 黄鉄鉱を主とし、少量の磁硫鉄鉱・閃亜鉛鉱など。  S 30%±
備 考