鉱床名 | 日比野 |
位置・交通 | 児湯郡西米良村村所南方。 |
沿 革 | 明治中期に開発。明治27年〜大正8年頃まで稼行。 その後ほとんど休山。 戦時中および昭和24年以降にも稼行。 昭和45年廃山。 |
地質・鉱床 | 四万十累層群の砂岩・頁岩およびこれらの互層を切って花崗斑岩の岩脈がある。 鉱床は花崗斑岩岩脈を東西に切り北に急斜する断層・裂かを充填する輝安鉱石英脈。 主な脈は3条でそれぞれ延長約10m、厚さ5〜10cm。膨縮があり、球状に富鉱部をもつ。 |
鉱 石 | 輝安鉱・石英など。黄鉄鉱・金・銀は少ない。粗鉱 Sb 2〜3% |
備 考 | 花崗斑岩岩脈に付随してアンチモニー鉱床が多数存在する(天包、広瀬)。 |