報道発表日:2024年2月28日更新日:2024年2月28日
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木材利用技術センターでは、令和4年10月に、(一社)宮崎県建築士事務所協会と共同で、国立都城工業高等専門学校の学生(建築学科現5年生)を対象とした木製フェンスの設計コンペを開催しました。
今回、当該コンペの最優秀作品をもとに同学科現4年生の有志による一部施工の公開と、完成披露会を開催することとしましたので、お知らせします。
木材利用技術センターの空調用室外機の目隠しフェンスの設計デザインを行なってもらい、実際に設置する最優秀作品を選定しました。
なお、フェンスの一部に木材利用技術センターで開発したMLT(Miyazaki Laminated Timber)を使用することとしています。
最優秀作品のデザイン
学生による施工(塗装等の予定)の様子を公開し、その場で完成披露します。
施工時の観覧は職員の案内に従い、安全に注意いただきますようお願いします。
また、天候により延期または中止する可能性があります。
その場合、前日までに木材利用技術センターホームページに掲載しますので御確認ください。
県産スギを用い、ひき板(細幅の板)の繊維方向を互いに平行にして側面同士を接着し、各々の接着位置が重ならないようずらして2層に接着したもの。
厚さは36mmで、主に小規模建築物の耐力壁(地震や風といった水平方向に生じる力に抵抗する部材)としての利用を想定。木の風合いを生かし、そのまま仕上げ材として使うことも可能。