掲載開始日:2006年5月2日更新日:2023年1月16日

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洪水調節って!?

洪水調節を目的に持つダムでは,大雨が降ったとき,下流の河川が安全に流せる量の水をダムから放流し,残りの水をダムに貯め込む操作(このことを洪水調節と言います)を行なって,ダム下流域の洪水被害の軽減を図っています。

ただし,ダムの能力を超える大きな洪水が流入した場合には,ダムへ流入する洪水をそのまま下流の河川へ放流します。しかし,この場合でも,あくまでダムへ流入する洪水と同じ流量を下流の河川へ放流することとなるので,ダムが原因で洪水が起こることも,また,洪水被害が大きくなることもありません。

洪水調節の概念図

治水ダム

治水ダム:洪水をダムに貯め、水位が上昇し、自然に放流量が調節される。

多目的ダム

多目的ダム:洪水をダムに貯め、ゲートを操作して放流量を調節する。

【参考】洪水時の利水ダム管理状況

利水ダム:流入量が放流量に近似する。

洪水調節と下流河川水位の関係

洪水調節と下流河川水位の関係イメージ図

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