掲載開始日:2022年7月13日更新日:2023年8月10日

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ヤングケアラーについて

ヤングケアラーとは

法律における定義はありませんが、厚生労働省が作成した支援マニュアルでは、一般に、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行なっていることで、負担を抱える、もしくは、こどもの権利が侵害されている可能性がある18歳未満の子どもを「ヤングケアラー」と定義しています。

ヤングケアラー定義

ヤングケアラーって知っていますか?

宮崎県が作成したヤングケアラーの説明動画です。

ヤングケアラーについて知りたい方は是非ご覧ください。

ヤングケアラーの実態について

厚生労働省が実施した調査では、世話をしている家族が「いる」と回答した小学6年生が6.5%、中学2年生が5.7%、全日制高校2年生が4.1%であるという実態が明らかとなっています。

本県においても、令和4年度に実態調査を行い、世話をしている家族が「いる」と回答した小学6年生と中学2年生が3.8%、高校2年生(全日制、定時制、通信制含む)が3.2%という結果がでています。全国と比較すると少ないものの、本県にもヤングケアラーと思われるこどもがいることが明らかとなりました。

県内の相談窓口について

宮崎県では、宮崎市内にある「宮崎県子ども・若者総合相談センターわかば」にヤングケアラー専属のコーディネーターを配置して相談を受け付けています。

また、各市町村においても相談を受け付けておりますので、以下の窓口にご相談ください。

宮崎県子ども・若者総合相談センターわかば

住所 宮崎市宮田町13番16号宮崎県庁10号館1階
電話番号 0985-41-7830(相談専用)、0120-730-130(子ども相談ダイヤル)
受付時間 午前10時から午後5時まで
定休日 木曜日、日曜日、祭日、年末年始
E-mail メール相談フォーム(外部サイトへリンク)

各市町村窓口

国の支援マニュアル上では、関係機関が連携をとりながら、支援を行なっていくことが重要とされており、各支援機関からの相談を受ける機会が多い立場として自治体の窓口の明確化が提言されています。

当事者に限らず、支援機関の方でもご相談いただければと思います。

令和5年度ヤングケアラー講演会の開催

8月4日に無事開催いたしました。

多くの方に御参加いただき誠にありがとうございました。

来年度も開催できればと考えております。

ヤングケアラー出前講座の案内

県の委託事業である子ども・若者総合相談センターわかばの職員が出向いて研修を行う、「出前講座」を始めました。

学校の生徒向けにヤングケアラーの授業をしたい、地域の集まりや自身が所属する団体でヤングケアラーの研修をしたいなど、申し込みをお待ちしております。

講座内容

  • ヤングケアラーとは?
  • ヤングケアラーの現状
  • ヤングケアラーが抱える問題・課題
  • ヤングケアラー支援事例

その他、希望があれば上記以外のテーマについても内容により対応可能なものもございますのでご相談ください。

対象者

県内の5名以上のグループ、団体

実施可能日時

月曜日、火曜日、水曜日、金曜日、土曜日(祝日を除く)

午前10時から午後5時まで

研修の時間は30分から90分の間でご希望に応じます。

申し込み方法

以下のチラシのQRコードを読み取っていただくかファックスにて申し込みをお願いします。

出前講座チラシ(PDF:2,305KB)

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お問い合わせ

福祉保健部こども政策局 こども家庭課児童支援担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-3416

メールアドレス:kodomo-katei@pref.miyazaki.lg.jp