更新日:2017年4月1日
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口蹄疫により疲弊した地域を盛り上げようと、口蹄疫からの再生・復興を願う方々が立ち上がり、各地域で様々な取組が行われました。
高鍋町染ヶ岡地区のきゃべつ畑において、口蹄疫が児湯郡を襲った平成22年、「花を見て元気になってもらおう」と地区の環境保全協議会が緑肥として植栽しました。
毎年8月に約1,100万本のひまわりが見頃を迎え、今では「きゃべつ畑のひまわり祭り」として地元に定着したイベントとなっています。
西都・児湯地域の市町村や団体が連携して、復興のシンボル的イベントとして毎年11月に開催。毎回、2万人前後の来場者があり、地域No.1の“鍋”を決定。食の観光推進にも取り組んでいます。
写真右は、会場の宮崎県立農業大学校
都城市が、都城発の名物「みやこんじょ肉丼」を定着させ、全国に発信させるために開催したグランプリ。肉の消費拡大及び地場産業の活性化に寄与しています。
写真右の丼は、平成26年度に出展された肉丼。(上段中央がグランプリ肉丼「黄金メンチカツ丼」)
平成23年12月3日に、NPO法人みんなのくらしターミナルが、地域住民と協働で集いの場として都農町に開設。
地域住民が連携し「こころと身体のケア」を行うとともに、口蹄疫により寸断された、地域で助け合う「共助」を再構築。地域住民の絆を強めています。
さらに、居場所を核に、地域づくりの場としても展開。これらの活動が、東日本大震災の復興に取り組む宮城県気仙沼市の「移動居場所」の活動へもつながっています。
口蹄疫からの再生・復興を願い、シンガーソングライターの泉谷しげるさんが発起人となり、畜産家を含む県内の方々が企画。泉谷さんの心意気に共感したアーティストが毎年数多く出演。平成22年11月に第1回が開催され、平成28年まで7回にわたり開催されました。
毎年、県内外から1万人を超える来場者があり、イベントだけでなく、宮崎の食も最大限にアピールされました。
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