令和7年度第1回宮崎県発達障がい者支援地域協議会を開催しました
1.開催概要
令和6年度から令和10年度までを計画期間とする「宮崎県発達障がい者支援計画」について、令和6年度の成果目標や活動指標の取組状況、令和7年度における発達障がい者支援施策について報告する発達障がい者支援地域協議会を開催しました。
開催日時
令和7年11月5日(水曜日)午後2時から午後3時30分まで
開催場所
宮崎県企業局県電ホール
出席者
委員(16名中15名出席)
事務局(障がい福祉課長ほか9名)
議事
- 令和6年度発達障がい者支援計画の成果目標・活動指標の取組状況について
- 令和7年度における発達障がい者施策について
2.議事概要
委員からの主な意見は、以下のとおり。
- (発達障がいの啓発について)「発達障がいへの理解があると思う県民の割合」は目標80%に対し、令和6年度は76.6%となっているが、県民目線では周知や発達障がいへの理解が十分であるとは感じられない。市町村が配布するチラシ等の設置やメディア、様々なイベントの活用など様々な機会を通じて周知する必要がある。ホームページへの掲載も、情報にアクセスしやすい掲載方法が求められる。
- (相談支援ファイルを活用している市町村数について)子どもに対する一貫した支援のため、相談支援ファイルを活用するなどして、新たに関わる支援者に正確な情報を伝える必要がある。
- (言語訓練を実施している市町村数について)発達障がいの特性を理解した言語聴覚士の養成について情報収集、検討してほしい。
- (発達障がいを診断する医師の養成について)発達障がいを診断する医師の不足は課題であるため、診断医を養成することは良いことであるが、実際に医師が診断を行う中で判断に迷う場面もあると思われる。研修については、研修後の医師のフォローアップも考慮してほしい。
3.参考(発達障がい者支援計画)
発達障がい者の乳幼児期から成人期までの各ライフステージに対応する一貫した支援体制の整備を図るための計画で、令和6年度~令和10年度の5か年計画。