報道発表日:2025年9月11日更新日:2025年9月11日
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県内のキクで初めて確認されたキク小斑点病について、発生予察特殊報を発出しましたので、お知らせします。
特殊報の内容については以下のとおりです。
令和6年10月下旬、県西部の施設キクほ場(品種:精の一世)において、中位~上位葉に褐色の輪紋や葉縁部が褐色に枯れる株が確認されました。当該株を採取し、宮崎県総合農業試験場で分離菌株の形態観察および遺伝子解析を行なった結果からStemphylium属菌と同定しました。
また、本病菌をキクの幼苗に噴霧接種したところ、病徴が再現され、Stemphylium属菌が再分離できたため、本病害はキク小斑点病と判断しました。