掲載開始日:2010年1月5日更新日:2010年1月5日

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健康状態調査結果(平成21年度学校保健統計調査結果)

健康状態調査結果

 1.裸眼視力1.0未満

裸眼視力1.0未満の者の割合は年齢が上がるにつれて高くなり、特に0.3未満の者の占める割合が高くなる傾向にある。
また、全国と宮崎県を比べると、12歳までは全国を下回っているが13歳からは全国を上回る傾向にある。(表10)

表10裸眼視力(1.0未満)(パーセント)

年齢 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳 12歳 13歳 14歳 15歳 16歳 17歳
1.0未満0.7以上 X 9.2 9.8 8.6 9 8.6 9.7 8.4 9.6 8.3 X X X
0.7未満0.3以上 X 3.7 5.7 8.2 10.1 13.3 13.4 14.9 16.1 16.4 X X X
0.3未満 X 1.5 2.3 3.9 7.3 10.9 15.3 20.9 28.7 33.2 X X X
宮崎県計 X 14.3 17.8 20.7 26.4 32.9 38.4 44.2 54.5 58 X 51.2 X
全国計 24.9 18.9 22 26.8 32.3 36.4 41.1 48.9 53.1 55.5 61.1 57.4 59.6

注意:「X」は疾病・異常被患率等の標準誤差が5パーセント以上、受験者数が100人(5歳は50人)未満または回答校が1校以下のため統計数値を公表しないもの。

 2.鼻・副鼻腔疾患

鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎等)の者の割合は5歳、16~17歳を除いた年齢において10%を超えており、最も割合が高いのは11歳で17.1%である。
また、全国と比較すると、5歳を除いた年齢において全国を上回っている。(表11・図33)

図33鼻・副鼻腔疾患(全国との比較)

 3.アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは5歳で2.5%、最も低いのは11歳で1.0%である。
また、全国と宮崎県を比べると、全ての年齢で全国を下回っている。(表11・図34)

図34アトピー性皮膚炎の者の割合

 4.むし歯(う歯)

むし歯(う歯)の者の割合は9歳が77.1%と最も高く、13歳までは未処置歯のある者が処置完了者を上回っている。
また、全国と宮崎県を比べると、全ての年齢で全国を上回っている。(表11・図35・36)

図35年齢別むし歯(う歯)の者の割合、図36むし歯(う歯)者の割合(全国との比較)

 5.心電図異常:6歳、12歳及び15歳時のみ

心電図異常者の割合は6歳3.0%、12歳3.8%、15歳4.4%、年齢が上がるにつれ異常者の割合が高くなっている。(表11)

 6.寄生虫卵保有:5歳から8歳時のみ

寄生虫卵保有者の割合は5歳は該当なし、6歳0.3%、7歳0.3%、8歳0.4%となっている。(表11)

 7.ぜん息

ぜん息の者の割合は5歳が6.3%と最も高くなっている。
また、全国と宮崎県を比べると、5歳を除く全年齢で全国を下回っている。(表11・図37)

図37ぜん息の者の割合(全国との比較)

年齢別疾病・異常被患率等

お問い合わせ

総合政策部統計調査課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

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メールアドレス:tokeichosa@pref.miyazaki.lg.jp