掲載開始日:2002年10月16日更新日:2002年10月16日
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過去1年間(平成12年10月20日~13年10月19日。以下同じ)に「インターネット」を利用した人は36万8千人で、10歳以上人口に占める割合(利用者率)は36.1%となっている。全国平均の利用者率は46.4%で、宮崎県は10ポイント以上下回っている。
利用者率を年齢別にみると、10歳代後半から30歳代前半で、約7割となっている。
また、男女別にみると、男性は40.8%(利用者数19万5千人)、女性は31.9%(17万4千人)となっており、男性が女性より高いが、20歳代前半までの若年層では女性の方が高くなっている。(図1-1)
「インターネット」の利用者率を利用の形態別にみると、電子メールなどの「情報交換」に利用した人が最も多く、利用者率は29.7%になっている。次いで、ホームページ閲覧などの「情報収集」(22.5%)、ホームページ開設などの「情報発信」(3.3%)となっている。
また、「商品やサービスの予約、購入、支払等」に「インターネット」を利用した人は6.3%となっている。(図1-2)
過去1年間に何らかの「ボランティア活動」を行なった人は34万人で、10歳以上人口に占める割合(行動者率)は33.3%となっており、全国平均(28.9%)を上回っている。
行動者率を男女別にみると、男性は33.2%(行動者数15万9千人)、女性は33.4%(18万2千人)で、ほぼ同じ行動者率になっている。
前回調査の平成8年と行動者率を比較すると、総数で3.6ポイント、男性は2.2ポイント、女性は4.8ポイントいずれも上昇している。
また、年齢別にみると、35~44歳階級が45.1%と最も高く、逆に15~24歳階級が28.0%で最も低くなっている。(図2-1)
「ボランティア活動」の行動者率を活動の種類別にみると、最も多いのが「まちづくりのための活動」で15.7%、次いで「自然や環境を守るための活動」(9.5%)、「安全な生活のための活動」(6.9%)、「子供を対象とした活動」(6.6%)となっている。
また、1年間の平均行動日数を種類別にみると、「スポーツ・文化・芸術に関係した活動」が40.4日で最も多く、次いで「高齢者を対象とした活動」(29.0日)、「自然や環境を守るための活動」(22.3日)、「子供を対象とした活動」(21.8日)となっている。(図2-2)
過去1年間に「旅行・行楽」を行なった人は72万4千人で、行動者率は75.7%と、多くの人が日常生活圏を離れて「旅行・行楽」に出かけている。
行動者率を男女別にみると、男性が74.6%(行動者数33万1千人)、女性が76.7%(39万2千人)と、女性の方がやや高くなっている。
「旅行・行楽」を行なった人について、「旅行(1泊2日以上)」と「行楽(日帰り)」に分けて行動者率をみると、「旅行」は59.8%、「行楽」は61.9%で「行楽」が高くなっている。
「旅行」を種類別にみると、最も高いのが国内の「観光旅行」で44.3%、次いで国内の「帰省・訪問等の旅行」の22.5%となっており、海外旅行をした人の行動者率は7.1%となっている。また、平成8年と比較すると、国内旅行の総数と「業務出張・研修・その他」(国内)が減少している。
平成13年 | 平成8年 | 増減 | ||||
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行動者数 | 行動者率 | 行動者数 | 行動者率 | (13年-
8年) |
||
総数 | 724 | 75.7 | 707 | 75 | 0.7 | |
行楽(日帰り) | 591 | 61.9 | 575 | 61.1 | 0.8 | |
旅行(1泊2日以上) | 572 | 59.8 | 562 | 59.6 | 0.2 | |
国内旅行 |
556 | 58.2 | 552 | 58.5 | -
0.3 |
|
|
観光旅行 | 423 | 44.3 | 409 | 43.5 | 0.8 |
帰省・訪問等の旅行 | 215 | 22.5 | 200 | 21.3 | 1.2 | |
業務出張・研修・その他 | 177 | 18.6 | 177 | 18.7 | -
0.1 |
|
海外旅行 |
68 | 7.1 | 64 | 6.8 | 0.3 | |
|
観光旅行 | 56 | 5.9 | 55 | 5.8 | 0.1 |
業務出張・研修・その他 | 16 | 1.7 | 14 | 1.5 | 0.2 |
「旅行」と「行楽」の行動者率を男女別にみると、「旅行」は男性が59.4%、女性が60.3%、「行楽」は男性が58.6%、女性が64.7%となっており、いずれも女性の方が高くなっている。「旅行」の種類別にみると、国内外とも「業務出張・研修・その他」については男性が女性より高い行動者率となっている。(図3)
過去1年間に何らかの学習・研究を行なった人は32万9千人で、行動者率は32.1%となっている。平成8年と比較すると、7.9ポイント上昇している。
行動者率を男女別にみると、男性は31.9%(行動者数15万3千人)、女性は32.3%(17万6千人)と、ほぼ同じ行動者率となっている。これを平成8年と比較すると、男女とも5ポイントを上回る上昇となっている。
また、年齢別に行動者率をみると、15歳~24歳の女性が55.5%で最も高くなっており、同年代の男性よりも20ポイント以上高くなっている。男性は、25~34歳階級が41.7%で最も高く、55歳以上になると女性を上回っている。(図4-1)
「学習・研究」を行なった人の行動者率を男女別、種類別にみると、男性は、「パソコン等の情報処理」が16.6%で最も多く、次いで「人文・社会・自然科学(歴史・経済・数学・生物等)」(8.8%)、「商業実務・ビジネス関係」(8.5%)、「英語」(6.6%)となっている。
一方、女性は「家政・家事(料理・裁縫・家庭経営等)」が14.0%で最も多く、次いで「パソコン等の情報処理」(11.5%)、「英語」(8.0%)、「芸術・文化」(7.4%)となっている。(図4-2)
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