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【昭和35年】

刈干し切りの風景

 西臼杵地方では、この時期(11月)、刈干し切りが行われていました。歌声とともに、朝早くから日暮れまで大ガマを振るって急傾斜面のカヤを切り払う作業が続きます。「刈干切唄」は、この生活の中から生まれた「労働歌」であり、晩秋の山あいで聞く歌声は、人の胸に限りない詩情をかきたたせてくれます。(昭和35年)