全国的に不足する血液。宮崎県でも医療機関などで多くの血液を必要とし、平成19年度は他県からの協力を得ることにより、安定して供給することができました。
献血は、気軽にできるボランティアです。献血に協力をお願いします。
人間の血液は、たとえ血液型が同じでも一人ひとり微妙に違っているため、複数の献血者からの血液をあわせて一人の患者さんに輸血した場合、副作用発生の可能性が高くなります。200ml献血に比べて献血量の多い400ml献血、※成分献血は、少ない献血者からの輸血を可能にし、安全性を向上させる献血方法と言えます。このため、血液センターでは成分献血、400ml献血のご協力をできるだけお願いしています。
※成分献血・・・血小板や血漿(けっしょう)といった特定の成分を採血し、赤血球は再び体に戻します。そのため全血献血(200・400ml)に比べ、体への負担が軽く、多くの血小板、血漿を献血いただける特徴があります。また血小板製剤は採血日を含む4日間しか有効期間がないため、常に皆さんからの献血を必要としています。
◎輸血用血液は、ガン患者の方から妊娠分娩まであらゆる医療の現場で使われています。
|