冬の感染症について |
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インフルエンザ
インフルエンザにはA香港型、Aソ連型、B型などがあり、毎年少しずつ時期をずらして流行します。例年宮崎では、12月中旬から流行が始まり、1月中旬にピークをむかえます。
インフルエンザを予防する最も有効な方法は、食事の前や外出から戻ったときのうがいと手洗い、バランスの良い食事と十分な休養、そして予防接種をうけることです。
インフルエンザの予防接種は、接種をしてから抗体ができるまでに約2週間かかります。必要に応じて自分で判断して早めに接種を受けましょう。予防接種は任意で費用がかかりますが、65歳以上の高齢者については、接種費用の一部が補助されますので、お住まいの市町村担当窓口へお問い合わせください。
嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)
嘔吐下痢症はウイルスや細菌などに感染することによって起こる急性の胃腸炎で、嘔吐と下痢が主な症状ですが、発熱や腹痛をともなうこともあります。
冬に発生する嘔吐下痢症の原因はウイルスが多く、ノロウイルスもそのひとつです。汚染された二枚貝などを加熱せずに食べて発生し、その患者の嘔吐物や便などの汚物からの汚染によって二次感染を起こして広がっていきます。
汚物を処理する場合には、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを使用し、汚物はできるだけペーパータオルで処理しましょう。また、汚れた下着や床などは、塩素系消毒薬で消毒しましょう。家庭や施設内では、汚染されたタオルなどを通して感染が広がることもあるので、十分な手洗いとともに、個人用のタオルを利用することをおすすめします。
【お問い合わせ】
健康増進課 TEL 0985(26)7079
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