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県広報みやざき

安全・安心へのココロがけ。

地域安全防犯情報(15)

緊急告知
巧妙化する「振り込め詐欺」に気をつけて!


 「振り込め詐欺」の被害が深刻です。県警察本部によると1〜7月までの県内の被害額は1億2900万円で、すでに昨年の1年間の被害額を上回っています。消費生活センターに寄せられる相談も増加する傾向にあり、内容も深刻化しています。
 「振り込め詐欺」は決して他人事ではありません。普段から家庭や地域で話題にして、いざというときには、しっかり対処しましょう。

  振り込め詐欺の手口 対 処 法
還付金詐欺  公的機関の職員をかたって「還付金があるので近くのATMに行って」と電話し、「あなたの口座に入金する」とATMの操作を指示して、逆に犯人の口座に振り込ませる。「年金の未払分」「医療費の還付」「税金の還付」と名目はさまざま。
 第三者に知られぬようスーパーのATMに誘導するなど手口は巧妙化しています。
 ATMの画面の「振込」などの表示から不審に思っても、「機械が対応していないだけ」と偽る。
うまい話は疑いましょう。
「携帯電話を持ってATMへ」と言われたら「還付金詐欺」です。
相手の話をうのみにしない。
電話帳などで確認した機関に問い合わせましょう。
高齢者への気配りを。
犯人の説明を信じ込んでいるケースも多いようです。そのような方に気づいたら一言、声をかけてあげてください。
融資保証金詐欺  無担保・低金利の融資を、ダイレクトメールや雑誌の広告、電柱への張り紙、携帯電話へのメールなどで勧誘し、連絡すると「信用度を見るため」として、「融資保証金○万円」を先に振り込ませる。指示通りに振り込んでも、登録料、手数料などと次々に請求し、融資を受けることはできない。
 大手の貸金事業者などの名をかたることもある。
 断っても、法外な解約料などの支払いを強要する。
うまい話には近づかない。
極端に低い金利で債務の一本化を促すなど、条件が良すぎるのは、ヤミ金融の可能性が高いといえます
多重債務でお困りの方は相談を。
借金を返すために借金を繰り返すのは危険です。弁護士、司法書士などの専門家に相談をしてください。

 「振り込め詐欺」の手口は、「オレオレ詐欺」だけではありません。「おかしいな」「不安だな」と思ったら最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
お問い合わせは 宮崎県消費生活センター 0985(25)0999
  都城地方消費生活センター 0986(24)0999
  延岡地方消費生活センター 0982(31)0999


 歯の健康・・・いい歯の日

健康レポート


 いつまでも健康で丈夫な歯を保つために


歯の健康は全身の健康にもつながります
 11月8日は「いい歯」の日。毎日歯を磨いてはいても、その磨き方まで注意していますか?
 せっかくの食事も、歯が悪いとおいしさが半減してしまいます。歯の健康は全身の健康にもつながる大切なものです。面倒になってついつい適当に磨いてませんか?
 もう一度鏡に向かって自分の歯と歯ぐきをチェックしてみましょう。
 歯周病は痛みを伴わずに進行するため、自覚症状のない人がほとんどです。最近は子どもたちの歯周病も増えています。
 1日に1回は、時間をかけてじっくり磨いてみてください。磨くときは軽い力で、小刻みに動かすのがコツです。また、歯と歯の間は歯周病が進行しやすい場所なので、歯間ブラシやデンタルフロス(歯間清掃用の糸)を使用するのも効果的です。

歯周病を早めに発見するためのチェックポイント
●歯ぐき(歯肉)が赤く腫れている
●歯の汚れが最近ひどくなった
●最近、口臭が強くなったようだ
●朝、起きたとき、口の中がネバネバする
●冷たい水でうがいをするとしみる
●歯みがきのあと、血がにじむ
●歯と歯の間に食べ物がはさまる
●歯が以前より長くなったようだ
●歯がでこぼこして噛みに くくなった
思いあたる症状が2つ以上あれば、歯周病を疑い、歯医者さんでチェックしてもらいましょう。

健康増進課 0985(26)7078

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