県広報みやざき |
本県の合計特殊出生率(女性が一生の間に生む子どもの数)は、1.67(平成24年速報値)と、全国の1.41を上回っていますが、人口維持に必要とされる水準の2.07には達していないことから、本県も全国と同様に少子化が進んでいます。 この背景としては、家庭や地域の子育て機能の低下、ライフスタイルや子育てに対する価値観の多様化などがあげられますが、子育てに対する経済的な負担感や仕事との両立に対する不安感なども大きな要因と考えられます。 |
本県では、安心して子どもを生むことができ、子育てを楽しいと感じられる宮崎づくりを目指して、県民全体で子どもと子育て家庭を応援する「未来みやざき子育て県民運動」を展開しています。 この県民運動では、行政機関の取り組みを一層充実させていくこととしていますが、これに加えて、県民や事業者、関係団体などが連携・協働して、県民総ぐるみで取り組んでいくこととしています。 7月23日には、この県民運動をさらに発展させていくため、「子育てシンポジウム」を開催し、尾木直樹氏による「尾木ママの子育てアドバイス」と題した講演会や「県民一人ひとりが参加する子育て支援について」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。 また、年間を通じて下記のような取り組みを行っています。 |
父親の積極的な家事・育児への参加を促すため、子育て中である河野知事と多様な職種に就かれている父親が料理を行い、それを家族と一緒に食べていただくイベントを実施しています。 |
将来、宮崎県で活躍する人材の育成と子育て家庭を応援する環境づくりを目的として、作文で選ばれた県内の小学生に、知事の仕事を直接体験していただいています。 |
県民の皆さまに子育て支援について関心を持っていただくため、子育て団体の活動紹介や子育て表彰などを行っています。 今年度は次のとおり開催する予定です。 ■日程:11月16日(土)、17日(日) ■場所:宮交シティ(宮崎市) |
未来みやざき子育て県民運動の一層の展開を図るため、県民一人ひとりが子育てについて考える日として、育児の「いく(19)」をとって、毎月19日を「育児の日」と定めました。 家庭や職場、地域で「育児の日」をきっかけに、できることから子どもと子育て家庭の応援をはじめましょう。 |
協賛店で子育て応援カードを提示すると、各協賛店が設定している割引などのさまざまなサービスが受けられます。 県内にお住まいで、小学生以下のお子さんや妊娠中の方のいるご家庭に対してこのカードを市町村の窓口で交付していますので、ご利用ください。 |
自宅での一時預かりや保育所などへの送迎など、育児の援助をしてほしい方と援助したい方が会員となり、地域の中でお互いに育児を支え合う会員組織です。 ※登録手続や利用方法など、詳しくは県ホームページをご覧ください。 |
乳幼児を連れての外出時、授乳やおむつ替えのできる公共・民間の施設を「赤ちゃんの駅」として登録しています。 お気軽にお立ち寄りください。 |
子育て親子の相互交流の場づくり、育児相談、情報提供を目的に、公共施設や保育所などに、「地域子育て支援センター」や「つどいの広場」などを設置しております。 地域の実情に応じたきめ細かな子育て支援を行っていますので、ご利用ください。 |
保護者の経済的負担を軽減するとともに、乳幼児の福祉の向上を図るため、乳幼児の医療費の一部を県と市町村が助成しています。 ※詳しくはお住まいの市町村にご確認ください。 ※医療機関の適正受診にご協力をお願いします。 |
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安心して子どもを生むことができ、子育てを楽しいと感じられる環境づくりを進めるためには、行政機関の取り組みだけではなく、企業、関係団体などの皆さまや県民一人ひとりの協力が必要です。 それぞれの立場で、子育て支援の取り組みへのご理解とご協力をお願いします。
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