地震・台風等に備えよう
最終更新日:2023年11月30日
地震が発生した場合
1.落ち着いて身の安全を確保しましょう!
- 机やテーブルに身を隠すこと
揺れを感じたら、まず丈夫な机やテーブル等の下に身を隠し、揺れがおさまるまで待つようにし、座布団等が身近にあれば、頭部等を保護することも大切です。
また、倒れやすいタンス、戸棚、本棚、吊り下げ物のある場所の近くから離れるようにしましょう。 - 非常脱出口を確保すること
扉を閉めたままであると、地震で建物が歪み、開かなくなることがあるので、揺れを感じたら、玄関等の扉を開けて非常脱出口を確保することが大切です。 - あわてて外に飛び出さないこと
大きな揺れでも、だいたい1分程度でおさまるものです。あわてて外に飛び出すと、屋根瓦、看板、窓ガラスなどの破片等が落ちてきてケガをするなど、かえって危険を招くこととなります。
2.あわてず冷静に火災を防ぎましょう!
揺れを感じたら、使用中のガスコンロ、ストーブ等は、素早く火を消しましょう。ガス器具は元栓を閉め、電気器具はコンセントを抜くことを心がけましょう。
3.避難は徒歩で、持ち物は最小限にしましょう!
自動車による避難は、交通混乱を招き、救急車などの緊急車両の通行を妨げることとなります。避難する時は、必ず徒歩で避難場所などに移動するようにしましょう。
台風・大雨等による風水害の場合
1.早めに避難しましょう!
河川の氾濫、山(崖)崩れ、高潮等の災害は、あっという間に起こり、多くの人命が失われます。ちょっとした油断が大事を招くことになります。危険が迫った場合は、早めに避難することが大切です。
2.身支度をしっかりと!
台風時の避難は、暴風雨や浸水の中を歩いて逃げることになり、落下する看板等で思わぬケガをしたり、道路を流れる濁流や流失物に足をとられたりする危険があります。ヘルメットや運動靴を準備するなど、身支度をしっかりとしておきましょう。
一口メモ
津波に注意しましょう
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、地震発生直後、東北地方に津波が来襲しました。海辺で強い地震を感じたとき、または、弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海辺から離れ、急いで高台等の安全な場所へ避難するようにしましょう。ラジオ等で津波情報をよく確認することも大切です。
自動車を運転中に揺れを感じた場合
- 走行中に大地震が起こると、パンクしたような状態になり、ハンドルをとられることになります。このような場合、徐々に速度を落とし、道路の左側あるいは空き地に寄せて止め、エンジンを切ってください。そして、カーラジオで正確な災害情報を聞くようにしましょう。
- 警察官等が交通規制を行なっているときは、必ずその指示に従って下さい。
- 車から離れるときは、キーをつけたままにして、ドアロックはせずに徒歩で避難するようにしましょう。ドアロックをして止めておくと、車の移動ができないため、災害発生時の救助活動等に支障が生じることになります。
新燃岳噴火に伴う災害に備えましょう
新燃岳における火山災害に備えましょう
火山活動が活発化したり、大雨等で土石流等の被害が予想され、避難が必要な場合は、各自治体により避難情報が発表されますので、指定された避難場所に避難してください。
噴火警報・噴火予報
霧島山では5段階のレベルで気象庁から噴火警報・予報が発令されます。
段階 | 予報・警報の略称 | 対応 |
---|---|---|
レベル5 |
噴火警報 |
避難 |
レベル4 |
避難準備 |
|
レベル3 |
火口周辺警報 |
入山規制 |
レベル2 |
火口周辺規制 |
|
レベル1 |
噴火予報 |
平常 |
いざという時の心得
1.平常時(レベル1)には
- 日頃から家族で避難場所や避難経路について話し合いましょう。
- 避難時に危険な場所を事前に把握しましょう。
2.噴火警戒レベル2~3(火口周辺警報)には
- テレビ、ラジオ、市町村の防災無線などを聞いて、正しい情報を得ましょう。
- デマなどに惑わされないようにしましょう。
- 避難のための準備(持っていくもの等)を進めましょう。
- 電気、ガスの元栓を確認しましょう。
3.噴火警報レベル(4~5)のときには
- 自治体から発表される避難勧告や避難指示に従いましょう。
- 早めの避難に心がけましょう。
- 戸締り、貴重品を忘れないようにしましょう。
- 慌てずに行動しましょう。
- 避難する場合は、隣近所に声をかけましょう。
- 年寄りや病人などの手助けが必要な方々の避難を助けましょう。
- 避難をした後、親戚や知人へ避難した場所を伝えましょう。
お問い合わせ
宮崎県警察本部警備部 警備第二課
電話:0985-31-0110