Wi-Fi(無線LAN)を提供、設置する方へ(事業者の方)
最終更新日:2024年3月28日
スマートフォン等の普及が進んだことにより、無線LANは自宅や職場だけでなく、多くの施設等で利用されています。
一方で無線LANの利用にあたっては、必要なセキュリティ対策を講じなければ、通信内容が盗み見られるなどの被害が発生する場合があります。
Wi-Fiセキュリティ対策のお願い
セキュリティ対策を行わずにWi-Fiを提供・設置すると、
- 迷惑メールの送信や掲示板への悪意ある書き込みに悪用される
- 通信内容が盗聴される
- 第三者への攻撃等に悪用される
などのおそれがあります。
Wi-Fiの利用者を守り、そして悪用を防ぐために、下記のセキュリティ対策をお願いします。
対策1
強固な暗号化の設定:WPA2/WPA3の設定
WEPによる暗号化は脆弱性が明らかになっていて危険です。
対策2
端末同士の通信制限
Wi-Fiで接続した端末同士の通信を出来ないようにネットワーク分離機能などの設定をしましょう。
対策3
利用者への適切な情報の提供
利用者が安心してWi-Fiを利用できるように、
- サービスの提供者と利用条件(料金や利用時間)
- セキュリティ対策の有無と内容(暗号化方式)
- Wi-Fiの危険性と安全な使い方
などの情報を提供しましょう。
対策4
利用者情報の適切な確認
SMS連携方式やSNSアカウントを利用した認証方式、また、利用していることの確認を含めたメール認証方式により、利用者情報を確認しましょう。
対策5
アクセスログの保管
利用者からの問い合せや、ネットワークの保守・管理などの業務に役立てるため、また悪用を防止するため、アクセスログの保管をお願いします。
関連資料(外部リンク)
Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引き(総務省より参照)は、来訪者向けのサービスとしてWi-Fiを提供する飲食店や宿泊施設を対象に、Wi-Fiの提供に関する基本的な知識やメリット、必要なセキュリティ対策について理解を深めてもらうことを目的としています。
お問い合わせ
宮崎県警察本部サイバー戦略局 サイバー企画課
宮崎県警察本部サイバー戦略局 サイバー捜査課
電話:0985-31-0110