本部長の紹介
最終更新日:2025年4月11日
平居秀一(ひらいしゅういち)
宮崎県警察本部長
プロフィール
昭和45年(1970年)生まれ、三重県出身
東京大学法学部卒
平成8年4月1日警察庁採用
警察庁生活安全局生活経済対策管理官等を経て令和5年8月から現職
ご挨拶
宮崎県警察本部長の平居でございます。
令和5年8月に着任して以降、県警察の最高責任者としての重責を感じながら、日々の業務に取り組んでいます。幸いにも、この間、体感治安を揺るがすような重大事件はほとんど発生せず、県民の皆様方に総じて平穏な生活を送って頂けていることに安堵しています。
ただ、本県においても治安上の懸念事項が全くないわけではありません。例えば、令和6年には、架空料金請求詐欺や警察官等をかたるオレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺が増加し、また、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害総額が9億円に迫るなど、極めて憂慮すべき状況でした。
また、令和6年中の交通事故の発生件数は前年より大きく減少しましたが、交通事故死者数は前年を大幅に上回り、尊い人命を奪う交通死亡事故を1件でも減らすための抑止対策、具体的には高齢者対策や飲酒運転、横断歩行者等妨害違反などの取締りを一層推進する必要性を痛感しました。
さらに、令和6年には、日向灘沖を震源とする地震などの自然災害も頻発しました。激甚化する災害への事前の備えに万全を期し、極めて高い確率での発生が予見されている南海トラフ地震の際にも的確に対処できるようにしておくことが大切だと実感しました。
このような状況の中、令和7年の宮崎県警察運営方針を「県民の期待と信頼に応える強くしなやかな警察」~安全で安心な宮崎をめざして~と定め、
- 子供・女性・高齢者を守る取組と特殊詐欺等の犯罪防止対策の推進
- サイバー空間の脅威に対する総合対策の推進
- 重要犯罪の徹底検挙と組織犯罪対策の推進
- 交通事故の抑止と安全で快適な交通社会の実現
- 災害、テロ等緊急事態への的確な対処と警護の万全
- 県民の立場に立った警察活動の推進と社会の変化に適応する警察基盤の整備
の6つの項目を重点目標としております。
県民の皆様、関係機関・団体と連携を図りながら、県民の皆様に安全・安心を実感していただけるよう、県警職員一丸となって取り組んでまいります。
お問い合わせ
宮崎県警察本部
電話:0985-31-0110