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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2020年第27号

第22巻第27号[宮崎県27週(6/29〜7/5)全国第26週(6/22〜6/28)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第27週の発生動向

全数報告の感染症(27週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核5例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症2例。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病 1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒1例、破傷風1例。


指定感染症(27週までに新たに届出のあったもの)

全数把握対象疾患累積報告数(2020年第1週〜27週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は320人(定点当たり8.9)で、前週比92%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は96人(2.7)で、前週比112%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約1.1倍であった。宮崎市(5.1)、延岡(4.3)、日南(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】

報告数は146人(4.1)で、前週比78%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.2)の約0.6倍であった。小林(8.3)、日南、日向、中央(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月〜2歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

報告なし。

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和2年7月6日までに検出)

細菌

今年度初めて、腸管出血性大腸菌(EHEC)O157:H7、VT1、VT2が分離された。腸管出血性大腸菌感染症は、発熱、腹痛、嘔吐、血便等の症状を呈し、一部の患者では脳症やHUSを合併することがある。また、他の感染症に比べ、100個程度の少ない菌量で感染が成立することから、調理前・食事前等の十分な手洗いが大切である。加えて、EHECは、75℃1分の加熱で死滅するため、食品の十分な加熱によっても予防することができる。

ウイルス

報告なし。

全国2020年第26週の発生動向

全数報告の感染症(全国第26週)

※新型コロナウイルス感染症の全国の報告数について、現在、発生届の報告を新システム(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS))へ移行中のため、移行が終了するまで掲載を控えさせていただきます。

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比109%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は、ヘルパンギーナとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘と手足口病であった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は2,687人(0.9)で前週比118%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約0.3倍であった。鳥取県(3.0)、宮崎県(2.4)、福岡県(2.3)からの報告が多く、年齢群別では3〜6歳が全体の約4割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は6,333人(2.0)で前週比109%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.5)の約0.4倍であった。宮崎県(5.2)、大分県(4.3)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約3割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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