伝染性紅斑(りんご病)に気をつけましょう。(7月14日〜7月20日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いており、4歳から7歳が全体の約7割を占めています。患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、触れたりすることで感染します。子どもに多い病気ですが、大人も感染することがあります。
10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。両頬に赤い発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状が出ることが多く、発疹が出る頃には感染力は弱くなります。
特に、妊婦が感染すると流産や胎児の異常が生じる可能性があります。風邪症状がある人との接触はできるだけ避け、こまめな手洗いや咳エチケットでの予防が大切です。