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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和6年第16週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に気をつけましょう。(4月15日〜4月21日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が例年の約2.7倍と多くなっています。特に日南、宮崎市、都城保健所管内からの報告が多く、年齢別では3歳から8歳が全体の約7割を占めています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。

治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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