伝染性紅斑(りんご病)に気をつけましょう。(10月13日〜10月19日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いており、4歳から7歳が全体の約6割を占めています。この病気は、患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことや触れた手指を介して感染します。
10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。両頬に赤い発疹が現れる7〜10日くらい前には風邪のような症状が出ることが多く、発疹が出る頃には感染力は弱くなります。
子どもに多い病気ですが、大人も感染します。特に、妊婦が感染すると流産や胎児への影響が心配されますので、風邪症状がある人との接触はできるだけ避けましょう。日頃からこまめな手洗いや咳エチケットによる予防が大切です。