第14巻第42号[宮崎県第42週(10/15〜10/21)全国第41週(10/8〜10/14)
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
定点医療機関からの報告総数は579人(定点あたり17.4)で、前週比104%と横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。
【RSウイルス感染症】
- 報告数は93人(2.6)で前週比118%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(1.7)の約1.5倍である。延岡(6.8)、日南(5.7)保健所からの報告が多く、年齢別では2歳以下が全体の約9割を占めた。
定点医療機関あたりの患者報告総数は9.3で、前週比86%と減少した。今週増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナであった。
水痘の報告数は1,675人(0.53)で、前週比115%と増加した。山形県(1.2)、徳島県(1.1)、愛媛県(0.92)からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めた。
RSウイルス感染症の報告数は3,647人(1.2)で、前週比73%と減少した。佐賀県(3.5)、山形県・山口県(各2.3)からの報告が多く、年齢別では2歳以下が全体の約9割を占めた。